月光条例 8巻

月光条例 8 (少年サンデーコミックス)

月光条例 8 (少年サンデーコミックス)

浦島太郎とパトラッシュのお話が終わった。月光が浦島太郎とネロに教えたことのおかげで、話の結末が少し変わった。浦島太郎は竜宮城での宴に一晩もいることはなかったし、ネロは人に感動を与える絵描きになっていた。結末を変える……それは「作者」が書いた結末ではなくて、<おとぎばなし>のキャラクターが月光に教えられたことで結末が変わってしまった。これは後の、「青い鳥」のチルチルが言っていた「作者にいって結末を変えてもらう」とは異なるものだなー。作者以外でも結末を変えてしまうことができるのだから。
人魚姫は……工藤さんの貝ブラがね! 素敵だね!
桃太郎編が始まった。これはやっぱりイデアが怒ってるところや、ハチカヅキが呑舟とよばれてること、若干昔の月打のことも出てくるから九巻が楽しみ。
浦島太郎とパトラッシュのお話あたりから月光がただの「読み手」ではないことが出始めたな。やっぱり月光条例という話には月光の正体がなにか、前回の月打のときの話が関わってくるのか