天才達の頭脳の無駄遣い かぐや様は告らせたい

 

 

四宮かぐやと白銀御行は、互いに好意を寄せている。

だが、決して自分からは告白しない。

恋愛において告白した方は敗者。

この作品はタイトルの通り、「天才たちの恋愛頭脳戦」なのだ。

 

例えば、相手を映画に誘いたい、けれど誘ったら負けだ。

相手に誘わせなければならない。

そのために事前に周到な準備をおこない、相手を自分の策略に嵌める。

自分に策略が向けられていることを察していかにして脱するか。

そんな頭脳戦の無駄遣いが繰り広げられる様は読んでいて大変面白い。

何話も読むと、かぐやの「お可愛いこと……」がなんとも言えなくなってくる。